2020/07/13(月)
ノイズキャンセリング機能について追記しました。

人生で初めてBlueToothのイヤホンが欲しくなったので、なんとなくあれこれ見てたらちょうどいいタイミングで発売されたので買いました。

Sennheiser(ゼンハイザー)の新作、MOMENTUM True Wireless 2

1カ月ほど使ってみたので、所感などを書いてみたいと思います!

この記事に書いてあることのざっくりした概要

このイヤホンマジでヤバい!買ってよかったよーーー!!
的な内容が書かれています。

MOMENTUM True Wireless2 とは

ゼンハイザーがガチで作ったワイヤレスイヤホンの最新シリーズ。
公式サイトの謳い文句「音質に妥協はいらない」が全てを表しているもので、曰く「音質に拘らないのであれば他をあたれ」と言い切った(らしい)ほど。

ゼンハイザー自身、ハイエンドのヘッドホンやイヤホンではかなりのレベルを誇る有名メーカーなので、そこが本気を出したというのであれば期待するしかネェーーー!!

てな感じで、どこかで試聴するでもなく勢いでポチーーー!!
(今考えたらえらいことあかん奴・・・)

基本スペック

公式サイトを参照!

充電機を兼ねた保管ケースはファブリックでくるまれており高級感があります。
ファブリックだと外で取り出しても手が滑ったりしないので個人的には好感度大です。

使ってみた

注文してから待つこと1か月ちょっと。
余りに人気で品薄すぎたため、手元に届くまでえらく時間がかかりました・・・ていうか、忘れてましたね完全に・・・。

届いた状態である程度充電がされていたので、すぐに使えました。

僕はAmazonMusicをよく使っているので、AmazonMusicでJamProjectの曲を聴きながら近所の神社へ散歩してみることにします。

装着感

人生で初めてのワイヤレスイヤホンなので、装着手順に慣れるまでちょっと苦労。

耳に挿入後、外耳に沿ってくるっと回すようにしながらねじ込んで装着します。

どうやら右耳が左耳より大きいようでちょっと緩い感じがしましたが、交換用イヤーピースが同梱されているのでそれで調整は可能です。
今回はそのまま使ってみました。

接続は普通にBlueToothの設定からイヤホンを見つけて接続操作をするだけなので簡単です。
一度ペアリングしておけば、イヤホンをケースから出し、耳に装着した瞬間に最後にペアリングした機器と接続してくれるのがいいですね。

使ってみた感想

すごいぞ、Momentum!!!

家で使ってるヘッドホンよりも音質がいい!(気がする!)

気がするっていうのは、ヘッドホンとイヤホンでは密閉度が違ったりそもそも比較する対象としては微妙かなと思っているため、そういう風な書き方にしておきますが、いやそれにしてもめっちゃ音がいいです。

こっからはあくまで僕個人の感想で、聴こえ方や好みは人それぞれなのでご参考程度にしてもらえればと思います。

音質について

音質については素人のため多くは語りませんが、個人的な感想としては「さすがゼンハイザー!」の一言につきます!
全体的に高いレベルでまとまっているという印象です。

高い音はキンキンにならず、重低音はしっかりめ。
全体的に音がまろやかで、伸びよい音質であるため、長時間聴いていても全く疲れません。
また、ある程度であればスマホアプリからイコライザで好みの音質に寄せることも可能。

イコライザ設定は本体に保存されるため、接続機種に依存しないというまさに至れり尽くせりといった感じです。

素晴らしい!

機能について

本体の左右外面がタッチパネルになっており、音量の操作、止める・次へ・前へ、外音取り込み切り替え、通話(Siriも呼び出せちゃうよ)、ノイズキャンセリング機能切り替えが可能です。

音量の操作は突然大きくなったりしないように、非常にゆっくりと音量が変わるようになっています。

外音取り込み機能について

外音取り込み機能については、音楽など接続機器からの音を一旦遮断して、イヤホンについているマイクから入ってくる音をそのままイヤホンで再生する機能です。
形状の関係上、外音がやや聞き取りにくくなるカナル型イヤホンなので、この機能はかなり便利!
スーパー買い物中でも右耳を2回タップすればイヤホンを取り外しせずにレジで支払いや会話が可能です。

ノイズキャンセリングについて

人生で初めてノイズキャンセリング機能がついたイヤホンを使ってるので、これがどこまで有効になるのかは正直分からないのですが、世間的には「オンにした瞬間に無音の世界になる」というのが一般的なんでしょか?
散歩以外に、自宅・通勤でも使ってみてその効果を体感してみることにします。

個人的には「僕ら人間やし耳穴閉じたくらいでは音は遮断でけへんやろ。それに、いくらカナル型といっても、イヤホンやぞ」と兼ねてから思ってるため、半信半疑。

で、Momentum True Wireless2はどうかという話ですが、いくつかのシチュエーションにより状況が変わるなという印象です。

まずは散歩しながらオンオフにしてみた感想ですが、歩きながらの場合は「余計な雑音を適度に消去してくれ、外の音を気にせずに音楽が聴ける」という感じです。

スッと外の雑音が消えて、イヤホンからの音がよりクリアに聞こえるようになるといった感じですが、後ろから車が低速で忍び寄ってきても気が付かない程度にはクリアにしてくれるので、非常に有効でした。(あぶない

ただ、逆に自分の鼓動音が気になり始めたのでちょっとアレですが・・・

自室での使用であれば、もう完全に自分の世界に没入できます。
パソコンの音や外の車の音などであれば全く気にならないレベルまで雑音をシャットアウトできます。

電車で使ってみた感想ですが、こちらは流石に完全にシャットアウトというわけにはいきませんでしたが、電車の音や周囲の話し声などをある程度遮断し、邪魔にならないようにしつつ音楽に没頭できる環境を作り上げてくれるので、これまたなかなかの実力です。

このイヤホンのノイキャン機能については、ほかのメーカより1歩引いたレベルのものらしいので、どこでも自分だけの世界に入って音楽を聴きたいという人には向かないようなのですが、「様々な環境で、より音楽を心地よく楽しめるようにするためのノイキャン」とみるとかなりよい感じかと思います。

2020/07/13(月)追記
昨今の大雨の中通勤でノイズキャンセリング機能を使用してみました。
大阪梅田のど真ん中で試してみたのですが、悪天候時のノイズキャンセリング性能はなかなかにすごいです。

傘に落ちる雨音はもちろん、雨に濡れた幹線道路を走る車両の走行音すら気にならないレベルまでかき消してしまいました。

濡れた路面を車が通ると、結構大きな音が聞こえるのはご存知かと思いますが、それを気にならないレベルまで打ち消してくれるのには驚きました!

まぁ、悪天候時に外でこいつを使いたいかと問われるとうーんって感じでもありますが・・・w

Sennheiser Smart Controlについて

iPhoneとペアリングしているのであれば、Sennheiser Smart Controlというアプリで画面から各種操作を行うことができます。

基本タッチ操作で事足りるのでそこまで使う機会はないかなとは思うのですが、先述のイコライザ機能など有効なものもあるので、インストールしておくと便利かと思います。

使ってみて気になった点

気になった点もないわけではありませんので、書き出したいと思います。

イヤホンの形状ですが、やや先のすぼまった形の円柱形のため、外で取り出して装着する際は注意が必要です。

丸い形状に加えて、やや滑りやすい外装になっているので、外で歩きながら、あるいは電車の中での装着には細心の注意が必要です。

ホームの隙間から落としたりすると色々ダメージが大きいですので・・・w

バッテリーの持ちについては問題ありませんが、WEB勉強会などでマイクオン+ノイキャンなどしていると3時間ほどで切れてしまいます。
まぁ、通常そんなに延々ノイキャン+通話を続けたりする用途では使わないと思うのですが、ご参考になればと思います。

総評

初めてBlueToothイヤホン買ったけどサイコー!
Sennheiserさすがすぎてぐぅの音も出ねぇーー!

というわけで、ハイエンドなワイヤレスイヤホンで音質に特化しているものをお探しの方には超絶おすすめできる逸品かと思います。

是非、一度イヤホン専門店などで見かけたら試してみては!!