ゲーミングマシンとして運用している自作PC(Windows)ですが、Intel純正のCPUファン(Thermal Solution TS15A)が最近金切り音を出し始めて若干気になってきたので、CPUクーラーごと取り換えることにしました。
あと、まぁなんとなく前から気になってたんだけど、地味にあんまり冷えないよなIntelのやつ。

今回選んだのはScytheの虎徹 Mark II です。
https://www.scythe.co.jp/product/cpu-cooler/scktt-2000

Scythe(サイズ社)虎徹 Mark 2パッケージ写真
肝心の中身の写真を撮る前に組み込んじゃったので外箱だけ

サイドフロー型のCPUクーラーとしては定番中の定番商品ですが、改良モデルとしてMUGEN5シリーズというものも存在しています。
近くに在庫が無かったので虎徹にしました。

地味に初めてちゃんとしたCPUクーラーつけました。
放熱フィンがめっちゃ鋭くて血塗られたフィンになってしまったのと、ファンの取り付け方法について最初理屈が良く分からなかったりしましたが、まぁ手順確認しながら四苦八苦して40分ほどで終わりました。
取り付けて気が付いたのですが、うちのM/B上のCPUファン電源コネクタが放熱フィンの下にありました。
GPUを一度取り外してセットしましたがファン取り付ける前に電源だけ刺しておけばよかった。

あ、そうそうグリスは昔から愛用しているAINEXのシルバーグリスです。
悪名高いPentiumDをアイドル時80度まで頑張って抑えるため頑張ってくれたこのシリーズ、今でもお世話になってます。
シリコングリスが同梱されてますが、あんまり質は良くなさそうです。
まぁ、純正CPUクーラーについてるなんちゃってグリスシートみたいなやつですね。

アテにならないベンチマーク

さっそく温度をチェック。
チェックいうても僕のPCゲーム部屋(兼作業部屋)は冬場13度に保たれてるので実は何もしなくても冷えてるんですが・・・てことでアテにならないベンチマークです。
CPUをCINEBENCHでぶん回してCPU温度を確認します。

結果は画像。

ベンチマーク結果の画像、CPU温度最低は10度、最大は41度

Minの値は起動直後から20分放置した間の最低値。
MaxはCPU100%にしてぶん回したときの最大値。
コアにもよるんですが、自室の気温が低いことなど勘案してもアイドル時10度は流石に冷たすぎないか。
まぁそもそもコアが寝てるのでそんなものか。
そしてCPUぶん回しても41度までしか上がらないというこの冷えっぷり。
注目すべきはファンの回転数で、ファンが刺さってる「CPU Fan #1」の項目を見ると全然回転数があがってないことが分かります。

夏になると自室も28度~32度まで上がるので、この時にどこまで温度が上がるかが気になりますが、これなら全然余力があり、期待できます。

最後に気になるファンの音ですが、結果を見ての通りですが、静音モデルの120mm・1200rpmのものが70%くらいの力でゆるゆる回ってる感じなのでとても静かです。
虎徹Mark II、安定の仕上がりで大満足です。

現場からは以上です。