(8月30日追記:使用してるい草クッションについて追記しました)
以前から自宅用のゲーミング環境(兼作業環境)で使用しているチェアを買い換えたいと思っていまして、狙っていたものが去年末のAmazonサイバーマンデーで安くなっていたので思い切って買い換えました!
使い始めてから1ヶ月ほどが経つため、これまで座ってみてどうだったかという感想を書いていこうと思います。
ゲーミングチェアについて
まずはAKRacingとゲーミングチェアについて簡単にご紹介。
AKRacingは、ゲームを嗜む人であれば恐らく知らない人はいないかとは思うのですが、ゲーミングチェアを製造している超有名メーカです。
E-Sportsの大会で公式のプレイ環境として選ばれ、選手からも練習環境に選ばれているなど、数々の実績を残しています。
ゲーミングチェアについては、その名の通り「ゲームに集中するのに最適な椅子」を目指して開発されており、E-Sportsの世界的なブームを背景にしてか、AKRacingを筆頭に現在非常に多くのメーカがゲーミングチェアを製造するようになってきています。
いくつか商品をAmazonなどで検索してみると上記のような商品が検索結果に表示されるかと思いますが、標準的なタイプはどれも30000円代前後で、長時間座っていても疲れにくいレーシングカーのシートを模した形状をしているのが特徴。
各メーカの製品とも、長時間座ることを前提に設計されているため、ゲーミング用途だけではなく、作業用としても人気があり、オフィスチェアとして導入しているところも増えているとかとか・・・!
見た目がよく似ているせいか、各メーカー毎に同価格帯でも特徴的な機能を1つ2つ乗せて差別化を図っているようで、単独でオットマンが格納されていたり、アームレストが可動式だったり、リクライニングが柔軟だったりとユニークなものが増えてきています。
正直、ここまでよく似た製品が並び始めるとどれを買えばいいのか・・・と悩んでしまうところですが、欲しい機能と座り心地、予算と相談して決める感じかと思います。(一番難しいんですけども・・・ね)
AKRacing Premiumについて
AKRacingにはゲーミングモデルとして様々なグレードの製品を出していますが、日本で展開しているシリーズの中では最上級のモデルと位置付けされている商品が、この「AKRacing Premium」です。
このモデルでは、ゲーミングだけでなく、オフィスでの使用も視野に入れた設計がなされており、座り心地といった使用感だけでなく見た目のデザインも自然にオフィスに溶け込めるようものに仕上がっています。
(そのため、商品ジャンルも「ゲーミングオフィスチェア」という位置づけになっています)
https://www.akracing.jp/premium/
カラーはカーボンブラック、シルバー、レイブンの3種類で、座面の高さが2種類から選べます。
カーボンブラックが非常にかっこよさそうだったのですが、残念ながら当時は売り切れていたため、レイブンにしました。
座面の高さも低めか標準かを選べますが、今使っているチェアの高さに近い低めのモデルを選びました。
ちなみに、低座面モデルでも36.5cm〜(座面の底からの計測で、実際はそのから10cmほど高くなるイメージ)とかなり高めの設計になっており、足が床につかないという人も多いようです。
ただ、それは高めの座面はフットレストと組み合わせることでかなり快適に座れるようになるという長所でもあり、あわせて検討してみてるのもよいでしょう。
(私はIKEAで売っているフットレスト「DAGOTTO」を愛用しています!)
でっかいパッケージで到着
最初に気をつけたいのですが、パッケージがめちゃくちゃでかいため、規格外の配送となります。(僕の場合はヤマト便で届きました)
そのため、WEBからや配送の時間変更や再配達指定に制限される場合があるためご注意を!
また、その大きさから想像できるかとは思いますが、パッケージ単体で25kgとかなりの重量となります。
受け取って部屋に運び込む時は壁にぶつけたり足に落としたりしないように気をつけましょう。
パッケージをあけるとこんな感じにパーツが詰め込まれてます。
組み立て手順は簡単・・・ただ、部品ごとの重量に注意
組み立て手順は基本的にはめ込みと付属の六角レンチのみなので非常に簡単です。(AKRacingシリーズの組み立てマニュアル)
上記マニュアルサイトでは「組み立てにあたってはできる限り2名で作業することをお勧めいたします。」と書いてありますが、私は一人で頑張りました。
が、さすがに重量級の椅子とあって組み立て終わってしばらくは超筋肉痛でした(笑
主に背もたれパーツを座面に取り付ける工程と、脚を差し込んだあとに本体を起こすのが大変でした(笑
気になる座り心地は・・・?
めっちゃいい。
これはいい椅子。
背もたれはホールド感があり、座面もぴったりで姿勢が崩れません。
座面も適度に沈み込むため、長時間座っていても確かに疲れないです。
リクライニングも結構自由に動くので、動画みたり居眠りこいたりする時はちょうどいい角度に調整してリラックスできます。
(あちこちでレビュー記事を読んでみましたが、どこのサイトも似たようなことを書いてあり、確かに間違いではなかったんだなぁと改めて認識しました)
座面の高さについて
低座面モデルを選択して正解でした。
一番低くしてもちょーっと余るかな?といった感じです。
少し高めにして、フットレストと併用して座ってますが、かなりリラックスして作業できております。
アームレストが柔軟に動くのはとてもよい!
アームレストは上下はもちろん、レスト部分を水平方向に回して角度を変えることも可能です。
また、左右位置もねじ止めの位置で変更が可能なようです。
お好みのリラックススタイルにあわせて調整できるのではないかと思います。
レビューにあった気になる点について
購入するにあたり、レビューを何点か読んでいたのですが、その中で気になっていた点について実際のところどうだったかを何点か。
長時間座っていると蒸れる件について
AKRacingの上位モデルはPUレザー張り(30000円代のものはファブリック)なので、通気性はそこまでよくないというレビューがありましたが、実際蒸れますね。
PUレザーは劣化も早いとのことで、気になる人は暖かい季節は通気性のよいクッションを敷いて使用するのがいいと思います。
また、大抵の方は気にしなくてもよいと思うのですが、特殊な環境(冬場は室温がサーバルーム並みに低いお部屋など)で使用する場合、着座時にかなりヒヤっとしますのでクッションの使用やフリースを着用することをおすすめします。
(8月30日追記)
夏場になって室温が高くなってきたのですが、蒸れ対策にちょうど良いものをホームセンターコーナンで見つけ、購入しました!
300円ほどで売られていたい草クッション、形が台形でなかなかのフィット感です。
購入したのは去年で、現在同じものはネット通販では扱ってないようですが、店頭であれば在庫があるかも?なので一度見に行ってみては!(その際、座面の広さは測っておきましょう)
(類似商品のコーナン通販ページ)
リクライニングの件について
背もたれの固定部分2箇所のうち、リクライニングとして固定されるのは右側のフレームのみのため、180度倒すと左側に傾くというレビューがあり、また片方に力がかかることによりリクライニングがすぐに壊れたというレビューもありました。
確かに背もたれを固定するパーツについては左側は完全にノーロックで自由に動くようになっており、右側のみレバーで固定される仕組みになっているため、壊れやすいという意見についてはある程度理解できる感じではあります。
傾きなどは実際のところあまり実感はありません。
180度リクライニングすることは個人的にはそんなにないかなと思うのであまり気にはしてません。
ただ、気分転換に結構深めに倒すことはあるので、力のかかりかたにはちょっと気をつけたいかな?と思います。
座面の両サイドが突起になってて、座る際に太ももに擦れて痛い
太ももデブな私が座ってもぜんぜん大丈夫です。
ちょっと太めな私が座って適度なフィット感を感じる程度なので、標準体型の方であれば基本的に大丈夫なんじゃないかなと思います。
試座できるお店について
いくらネットのレビューを読んでも実際に座るのは自分自身ということで、やはり実際に座って確認しないとなかなか購入には踏み切れないものです。
私も大阪の行ける範囲でどこか体験できる場所はないかと探してみたところ、以下のお店で試座できるコーナーがありましたため、ご参考としてご紹介します。(年を越してから最終的に確認しているわけではない点、ご了承ください)
なんばエリア
①PC One’s
私が学生時代からよく利用しているPCパーツのお店ですが、私の知る限り、関西で最も多く試座できるお店です。
最後にお店に行った時は、ゲーミングチェアを実際にゲーム(PUBG)しながら試すことができました。
今はどうかはちょっとわかりませんが、当時はAKRacing Premiumも置かれてましたよ!
②パソコン工房
PC関連では有名なお店ですね。
少数ですが、ゲーミングチェアの体験コーナーがありました。
梅田エリア
ヨドバシカメラ梅田店
地下に各メーカーのベーシックなモデルを試せるコーナーがあります。
作業環境に投資しよう!
ITに携わるものとして、日頃からの作業環境というものには積極的かつ最優先に投資したいものです。
私も現在のPC環境のリプレイスを進めてまして、ここ1年ほどでモニタ・左手用キーボード、マウスを買い換えており、作業環境の向上をどんどん図っていってますが、長時間身を預けて作業を行う以上、姿勢を維持する関係でダイレクトに疲れにつながるチェアへの投資は環境構築の際に重視すべき要素だと感じております。
PCチェアは(なぜか)環境に対する投資からは軽視されがちな感じがして非常にもったいないなぁと思っています。
納得がいく自分の椅子を探すというのも、試座ができるお店がなかなかなかったりで難しいかとは思いますが、自宅でもPCを操作して何かしているという方はぜひとも自分のお気に入りとなる椅子を見つけてみてください!
きっと自分の世界が変わると思いますよ〜♪