ここ1年くらい、まともにゲームを買ったりせずに無料配布されたりした名作をつまみ食いしつつエリデンやらBF2042にどっぷりしてたんですが、

10月~11月になり色々市場に動きがあったので、何点か購入して遊んでました。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk2077 Vとロゴの画像

CD Project Red社と日本のアニメ制作会社「Trigger」が共同制作したサイバーパンク エッジランナーズがめちゃくちゃ面白いということで、どれどれと見てみたら確かにめちゃくちゃ面白かったので、スピンオフ元である原作「Cyberpunk 2077」に興味を持っていたのですが、折よくSteamで半額セールにありつけたため、購入してプレイ。

“Cyberpunk”といえば、極端に誇大歪曲された日本文化とギラギラしたネオン、ホログラムなどをイメージしますが、本作ではそのイメージを200%生かしたホンモノの「サイバーパンク」な世界にどっぷり浸れます。

発表当時からキアヌ・リーブスをモデルとした(というかアクターもキアヌ)が最重要人物として登場するなど、大きな話題になったのですが、2020年発売当初はバグのオンパレードとして悪い意味で有名になってしまったという曰く付きの作品。

しかし、その後開発が継続した改良を行った結果、現時点では十分に遊べる仕上がりになっています。

アニメ公開と共に連動DLCが無料配布され、またアニメを見た人が新規にプレイする(私みたいに)などして、2022年末になってまたも盛り上がっているようです。

ゲームの内容の大筋は、悪徳蠢くナイトシティで成り上がりを目指す主人公「V(ヴィー)」が紆余曲折を経て頭に住み着いてしまったジョニー・シルヴァーハンド(上記のキアヌ)と一緒に色々やらかしたりするといった内容になってます。

ストーリー自体はななかなかシリアスな内容になってますが、オープンワールド特有の寄り道要素が非常に多く、イベントの1つ1つが非常にユーモアあふれているため、メインとサブを行ったり来たりしながらそのギャップを楽しむといったプレイができます。

また、寄り道要素自体がストーリーに影響を与えたりするなど、複雑に絡み合った仕組みは非常に秀逸。

それが起因するバグなどは以前多いようですが、あの複雑なフラグの絡み方を見れば、そうなるのも頷けるというものです。

スクリプターもプログラマーも相当苦労しただろうな・・・と最後はしみじみと思ってしまう事必至。

エッジランナーズはこの世界を下敷きに高い再限度を以てアニメ世界を構築しているため、ゲーム内にてアニメの聖地巡りも可能とあって、幅広い楽しみ方ができるようになってます。

今後、新規DLCも発売予定、Game of the Year Editionの発売も発表されているので、是非未プレイの方は遊んでいただきたい逸品です。

日本語対応、吹き替え・字幕のみなど柔軟に選択できますが、1週目はキアヌの名演を楽しむためにも是非英語でプレイしていただきたいです!

日本語ローカライズはあの「スパイク・チュンソフト」が担当しており、めちゃくちゃ気合の入った翻訳と豪華声優陣によるこれまた気合の入った魂入れが行われているので、2週目は私も日本語でプレイしたいと思います。

これからプレイを始める人は、アニメ→ゲームの順番の方がゲーム内でにやりとできる場面が多いかと思うため、お勧めです。
(個人の感想であり、ゲーム→アニメが本来の順番だとは思いますが・・・アニメ自体がゲーム内時間より過去の時系列だったりもしますし、まぁでもどちらでも楽しめるかと思います)

なお、PC版は拘りの性器表現がデフォルトで有効になってるためご注意ください。

また、仲良くなったNPCとのロマンスシーンはFPS視点ということもあってなかなかの迫力です。
(これに拘り過ぎてバグ対応まで予算回らなかったのでは・・・と思ってしまうほどに生々しいw)

Steam | Cyberpunk 2077

サイバーパンク エッジランナーズ

B016OR5FCK

【PS4】サイバーパンク2077

6780円

2022年12月11日現在


Mount & Blade II: Bannerlord

架空の中世世界を舞台としたリアルタイムストラテジー&アクション。

これタイトルが2となってますが、1を私全く知らず、というか作品自体突然目の前に現れて「なんだこれ面白そう」ってなってEarlyAccess時点のものをその場で購入してしまったのですが・・・これがなかなか印象的な作品で少しずつハマっています。

ぱっと見、主人公を操作して敵をばったばったとなぎ倒す系のアクションに見えるのですが、その実態は多数の自立行動を行う兵士に指示を出しながら、その兵士と大差ない力を振るって皆で協力して敵を轢き殺したり、あちこちの村や国で名声を挙げて戦争に加担したり、偉くなって国を乗っ取ったり(?)村を略奪したり(??)できる作品になっています。

プレイ開始時点こそ味方の兵士数人、それも風が吹けば簡単に土ペロしてしまうような集団にすぎないプレイヤーですが、展開が進むにつれ自軍の規模も戦争の規模もどんどん大きくなり、最終的には国と国がぶつかるような戦闘に加担する・・・といった風にスケールはどんどん大きくなっていきます。

プレイヤー自身も出来ることは非常に多く、オープンワールドよろしくあちこちの村へ行き来して交易したり武器を作ったり、もちろん戦闘に参加したり・・・

ただ、ゲーム体験として、操作性が一癖どころか5癖くらいある非常に難易度が高いものになっているので、慣れるまでは相当な時間がかかります。

戦場で敵兵に囲まれて防御しながら自軍兵士達へ指示を出さないといけないため、一度に複数の事を考える必要があったり・・・
(流石に指示を出すときはスローモーションになったりするので、その辺りは割と親切な設計ですが)

まだまだ操作に慣れ切っておらず総プレイ時間はやや短め。

しかし、この記事にもある通り結構な中毒性がある作品になっているため、ふとしたときに「あっプレイしたい!」と頭の中でもやっとすることがあり、その時にふらっと起動して楽しんでおります!

日本語字幕対応です。

Steam | Mount & Blade II: Bannerlord

B016OR5FCK

MOUNT & BLADE II: BANNERLORD (マウントアンドブレイド2 バナーロード) -PS4 【CEROレーティング「Z」】

5000円

2022年12月11日現在

B016OR5FCK

MOUNT & BLADE II: BANNERLORD (マウントアンドブレイド2 バナーロード) -PS5 【CEROレーティング「Z」】

5382円

2022年12月11日現在


ZERO Sievert

見下ろし型サバイバルシューティング。

Escape from Tarkovは皆さんご存知かと思うのですが、それの2D見下ろし版だと理解していただければかなり話は早いです。

上記EFTやS.T.A.L.K.E.R.といった作品のエッセンスを取り込んだハードコアなScavenge and Escape Shooter、ZERO Sievert。

ゲームのグラフィックは非常に簡素なドット絵で構築されており、現在もかなり初期のEarly Access状態ではありますが、既に全世界でかなりの中毒者を出している期待の新星であり、私が今季最もお勧めしたいゲームとなっています。

部隊は架空のロシアっぽいところで、謎の大爆発事故により隔離され荒廃した世界に降り立った主人公が生き残った人たちの依頼を請けながら、各種マップを散策し、物資をかき集めて脱出し拠点へ戻るという内容。

上記内容を読むと、ゲームの流れはまんまEFTですが、EFTと違って現時点では完全なスタンドアローンとなっているため、敵はすべてNPC、2D世界であるため、部位ダメージなどの切り分けはされていないため、行動自体は単純明快になっています。

真ん中らへんの緑色したのがプレイヤーキャラ、敵キャラも大体こんな感じ。

拠点での物資管理風景はまんまTarkovって感じです。

ただし、物陰など射線が通らない場所については標的が視認できないなど、そういった部分の設計はしっかり考慮されており、敵自体もこちらをかなり的確に把握して攻撃をしかけてくる上、銃撃のダメージも高いため、見た目に反して序盤の難易度は非常に高くなっているのが印象的です。

EFTと違うのは、死んでも物資を全てロストするのではなく、出撃前の状態に戻るという設計になっているので、今のところ素寒貧になって素手で出撃する羽目になる・・・ということにはなりません。

ただ、弾丸や食料などの準備は全部自前で行う必要があるので、資金繰りが最初は苦労させられます。

その分、良い武器を現地調達して持ち帰れた時の達成感は大きく、そこから銃をカスタムして自分好みに仕上げていくのが思いのほか楽しかったり。

1出撃10分程度のカジュアルさながらしっかりハードな設計が人気の理由になってるんじゃないかなと思っています。

まだまだ開発序盤なので武器のバランスがぶっ壊れていたりバグが多かったりしますが、それでも現時点で十分楽しめる内容になっているので、作品の成長を見守りつつ新作を楽しみたいという方は是非手に取ってみてください!

Steam | ZERO Sievert


Odyssey: Elite Dangerous

状況が大きく進んだのでついでに近況を紹介しておきます。

詳しくは割愛(直近起きたことをざっくり書いたのでこれとかこれとか参照)、さらにおおまかに書くと異星体であり人類の敵である「Thargoid」がついに大勢率いて人類をファックしにきました。

今までにないハードな状況です。

人類圏の外側のステーションの一部はこれらの攻撃により完全に放棄され、完全にThargoidに掌握されている星系もあるといった状態です。

襲撃されている星系では安全が保障されず、Thargoidの視界に入るとただちに攻撃されます。

生きているステーションでは人員の救出ミッションが始まっており、遠隔地に配備されたレスキュー船へ難民輸送を行うことで多額の報酬が支払われるようです。

なんとか1機撃墜したけど、通常兵器がまったく効かないし船体をぼろぼろに溶かすしファンネルみたいな兵器をガンガン飛ばしてくるしで自分単独では絶対に勝てない・・・けどこれを好んで食いまくる変態CMDRもまた多いというから世の中闇が深いです。